アズミハルコは行方不明ネタバレ「少女ギャング団」最終武器とは

高畑

今回、映画化された『アズミ・ハルコは行方不明』は、山内マリコさんの代表作です。

 

山内さんは、2008年、短編「十六歳はセックスの齢」で第7回R-18文学賞・読者賞を受賞します。

 

2012年には、短編集『ここは退屈迎えに来て』を幻冬舎より刊行し、デビューしました。デビュー作ながら様々な著名人から賞賛を受けたことで話題になりました。

 

今回は『アズミ・ハルコは行方不明』が、蒼井優さん主演で映画化されていることで話題を呼んでいます!特にそのストーリーの中の三つの出来事が絡み合いやがて絡んでくる。

 

結末は、警察もタジタジな『少女ギャング団』が思いも寄らない最終兵器を使って警察から逃げます。

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《キャスト》

安曇春子役 : 蒼井優さん
主人公。行方不明の28歳のOL。みーちゃんという猫を飼っている。

 

木南愛菜役 : 高畑充希さん
成人式を迎えた好奇心旺盛な20歳のギャル。中学時代の同級生ユキオと再会。

 

富樫ユキオ役 : 太賀さん
大学を中退し帰郷。愛菜と学と顔写真のグラフィティを拡散するキルロイチームを結成。

 

三橋学役 : 葉山奨之さん
キルロイに加わる同級生の青年。哲学的なところがあり、人生を模索している。

 

曽我雄二役 : 石崎ひゅーいさん
春子の向かいの家に住んでいる同級生。自由奔放な性格。

 

《原作のネタバレと結末》

狭い田舎の退屈な暮らし、両親と祖母そして自分。その祖母の介護をする母は毎日、ストレスをかかえる。そんな中で春子は、やっと社員4人の小さな会社に入社します。

 

安曇春子(蒼井優さん)は普通の20代後半の女の子。会社の社長や専務は、ストレス発散のために春子へセクハラ発言を続けます。

 

いやな日々を送る中、ある日の帰り道、春子は公園から勢いよく駆け出してくる数人の女子高生を見ます。彼女たちは、全員がまるで最高に楽しいことがあったように全員に笑顔で、何か興奮した様子でした。

 

一瞬で春子の視界から消えていった女子校生たち。春子は、彼女たちがいた公園が気になって見に行きました。

 

【公園での出会い】

その公園には男性一人が倒れていました。春子は、恐る恐る顔を覗き込みます。その男はなんと春子の幼馴染の曽我でした。

 

春子が曽我の怪我の手当てをしていると、曽我は春子に「俺と会ったことを誰にも言うな」
と春子に強く口止めをします。

 

曽我は、女子高生ギャング団にボコボコにされたのでした。その事を恥じた曽我は、春子に口止めしたのです。その後、二人はお互いの寂しさを隠すように、深い関係になってしまいます。

 

恋人関係ではない二人だが、休日にはショッピングや映画を観に行く関係。二人に少しずつ笑顔が戻っていきます。

 

曽我との関係が一年間ほど続いた頃でした。春子の先輩だった吉澤が結婚退社することになります。4人しかいない会社で吉澤のやっていた仕事の部分は会社にとって大きく、吉澤が抜けた穴はとても大きいものでした。

 

社長は新入社員を募集しますが、なかなか見つかりません。それでも応募者がいれば女性だけには全員面接するというセクハラ社長。
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吉澤の抜けた穴は当然、他の社員へ。毎日の残業で春子は体も精神も限界に達しようとしていました。そんな彼女を支えていたのは、曽我でした。そんな中、春子を支えていた曽我からの連絡が途絶えてしまいます。

 

曽我の存在が無い春子は、すっかり落ち込んでしまいます。

 

【不倫そして行方不明】

曽我がいなくなってから一ケ月たった頃、毎日、つらい日々を送る春子を追い打ちするような衝撃的な情報が舞い込みます。春子の同級生が「曽我って、新婚の杉崎ひとみと不倫してるらしいよ!」と一言。

 

一年半も続いた曽我との関係は一体何だったのだろうか。その話を聞いた直後、春子は買い物に行くと言いい残し、姿を消してしまいます。

 

【新しい男】

行方不明だった春子は、新しい出会いをします。
相手は、吉澤の結婚式で出会った、今井という男性でした。

 

今井は、バツイチの子持ち、でも、なぜか春子のことを気にかけてくれていました。体も心もボロボロだった春子は、今井に会った瞬間に感情が外に爆発してしまいます。

 

そして、今井に泣きついてしまいます。
春子の姿を見た今井は、自分も実家のことで悩んでいた。子どもと三人で暮らさないか。と春子に提案します。

 

それぞれに傷ついた二人。春子と今井はそのまま姿を消してしまいます。
ここまでは、春子に焦点を絞って紹介してきましたが、本当は、主人公があと二人いるんです。

 

複雑ですね。この物語!!

 

さて、曽我を襲撃した「少女ギャング団」という女子校生グループに警察が目をつけます。ある日、街の映画館で「少女ギャング団」が集団で映画館鑑賞をするという情報が警察に入ります。


【少女ギャング団の最終兵器】

「少女ギャング団」を一斉検挙しよう警察が映画館に入ると「少女ギャング団」達は逃げ回ります。そして、彼女達の思いも寄らない最終兵器が登場します。

 

それは、彼女達が、手で拳銃のマネをして『バキューン』と声を出して撃つマネをして騒ぎまくるというもの。あろうことか、警察官も自分が撃たれたと思って転倒する。ちょっとバカバカしいですが。

 

人間って例え、警察官であっても、そんなものかもれません。混乱の中「少女ギャング団」は、逃走してしまいます。
本編ではこれら三組の主人公たちの物語が、複雑に絡み合いながら話が進んでいきます。

 

映画では、それぞれの世代で、こんなようなこともあったな。と、共感できる場面が多いと思います。特に10代、20代の人にもズシリと重い言葉が、たくさんあるように思います。

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