日本のいちばん長い日あらすじ!若手将校は玉音盤クーデターを起こす

日本のいちばん長い日1

8月8日公開の映画『日本のいちばん長い日』のあらすじやキャストについて書いていきます。

原作は、半藤一利著の『日本のいちばん長い日 決定版』で、史実にもとづいたノンフィクション映画です。本作は、終戦70周年記念作品として制作されました。1945年8月15日早朝に起きた、いわゆる皇居襲撃事件(宮城クーデター)を中心にしています。 

役所広司さんが陸軍大臣の阿南惟幾を好演、宮城事件の首謀者である畑中少佐を松坂桃李さんが演じています。また、本木雅弘さんが、昭和天皇を演じ、今まで日本映画が控えてきた昭和天皇の姿や声をはっきりと表に出しています。その意味でも話題となっている作品です。

 

→映画『日本のいちばん長い日』予告/YouTube

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 《キャスト》

昭和天皇 役(本木雅弘さん)
ポツダム宣言の受諾を決定し、歴史上初めて、玉音放送という形で国民に終戦を伝えた。作中で昭和天皇の姿や声をはっきりと出す。

 

畑中健二陸軍少佐 役(松坂桃李さん)
宮城事件(玉音盤クーデター)の首謀者。無条件降伏に反対し、8月15日の朝、皇居でクーデターを起す。

 

鈴木貫太郎首相 役(山崎努さん)
内閣総理大臣。荒れる議会や軍を横目に、連合国との終戦交渉を行う。

 

迫水久常内閣書記官長 役(堤真一さん)
鈴木貫太郎内閣の内閣書記官長。鈴木首相とともに終戦工作に奔走する。

 

阿南惟幾陸軍大臣 役(役所広司さん)
作品の主人公。1945年当時の陸軍大臣。無条件降伏(ポツダム宣言)に最後まで反対する。

 

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 《あらすじ》

1945年8月14日から昭和天皇の玉音放送が国民に向けて放送される8月15日正午までの24時間の間に起きた事件や人々の葛藤を描いています。

 

【ポツダム宣言】

連合国からのポツダム宣言に対して、受諾すべきか否か、政府内は連日激論が交わされました。そんな中、広島と長崎へ原爆が投下され、ソ連も参戦します。連合国への返答が一刻の猶予も許さない状況になります。政府内では、「勝ち目は、ないから降伏だ」という海軍トップと閣僚、それに対して陸軍トップは、
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「戦局を好転させる公算もある」と激論を戦わせます。現場を知らない陸軍のトップは、「もうあと二千万、日本人の男子の半分を特攻に出す覚悟で戦えば、必ず勝てる!」と言い出します。延々と不毛な議論が続きます。状況から見れば終戦以外の道はないと考える閣僚は多かったが、ここで軍部を刺激してしまうと、何が起こるかわからないという緊迫感が全体を覆います。


【クーデター】

どちらも譲らない中、結果として政府は昭和天皇に最終判断を仰ぐこととなります。天皇の御聖断によってポツダム宣言の受諾が決定されます。これに陸軍が反発します。陸軍の畑中少佐と椎崎中佐らは、クーデター(宮城事件・玉音盤クーデター)を計画します。

この事件は、敗戦を認めたくない若い将校たちが、宮城(皇居)を占拠し、降伏を阻止しようとしたクーデター未遂事件です。和平を進める上司を「生き恥さらし」「卑怯者」と呼び、天皇に対し、戦争終結を撤回させるべく動きます。方々で説得しながら協力者を増やしていきます。

 

その後、畑中少佐らは、森赳師団長に面会強要しクーデターへの参加を求めますが、森師団長は否定的な態度を堅持し、「明治神宮を参拝した上で再度決断する」と約束します。しかし、畑中少佐らは、再度入室し、森師団長を拳銃で撃ち、さらに上原大尉が軍刀で斬殺します。

畑中少佐らは、師団長命令を捏造して軍の一部をコントロールします。命令が捏造である事を知った芳賀連隊長は、その場にいた椎崎、畑中、古賀らに対し即刻宮城から退去するように命じます。クーデターの発生を伝えられた昭和天皇は「自らが兵の前に出向いて話そう」と述べます。
【沈静化】

宮城を離れた畑中少佐は、第一中隊の占領する放送会館へと向かい決起の声明の放送を要求しますが、職員の機転によって失敗に終わります。田中軍司令官は、芳賀連隊長に出会い兵士の撤収を命じます。このことから急速にクーデターは沈静化へと向かいます。

 

一方、放送会館では、突然1人の憲兵将校が軍刀を抜き、放送を阻止しようとスタジオに乱入しようとしますが、すぐに取り押さえられ憲兵に連行されます。そして、正午過ぎ、ラジオから君が代の曲が流れた後、玉音放送が全国に流がされ、戦争は終結します。

 

戦争が終わって70年たち、むなしく悲しい悲劇の記憶が、どんどん薄れていく今日、戦争の恐ろしさや人間のおろかさを再度考える意味でも、この映画は、見る価値があります。

スクリーンを通して70年前の8月の暑い一日にタイムスリップしてみてはどうでしょう。

 

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コメント

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  • コメント (1)

    • ケプラー
    • 2015年 8月 15日

    当時の陸軍のバカさ加減がよくわかります。

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